中村勘三郎と言えば・・・
銀座と京橋のちょうど境目辺り(旧京橋のたもと辺り)、ホテル西洋銀座からみて銀座の中央通を挟んで斜め向かいに、江戸歌舞伎の江戸三座のひとつ 「中村座」発祥の地を示す碑がある

それによれば、1624年に初代中村勘三郎を座頭(ざとう、ではない。ざがしらと読む)とする中村座(当初は勘三郎が猿若勘三郎と称していたので猿若座と呼ばれていた)がこの地に興されたことが江戸歌舞伎の嚆矢とするらしい
1624年と言えば江戸幕府の成立や「出雲の阿国」から約20年
まだまだ江戸市井も伝統芸能も、これからその形を作っていく初期のころのことだ
歌舞伎のことをまだ何も知らない小生にとっては「勘三郎」という名前の持つ意味もあまり定かではなかったが、これを聞くと「そういうことだったのか・・・」とまたひとつ歴史の重みを感じる
この碑のある場所から30mほど東京駅の方に行くと 驚愕の立喰い蕎麦屋「恵み屋」がある

立喰いでありながら十割。しかも予め蕎麦粉を練った作った蕎麦玉を、注文を受けてから特殊な装置で「麺状」に成形し、そのまま沸騰している「釜」にダイレクトイン! ほんのわずかな茹で時間で即、提供されるのだ
このため出来上がってくる蕎麦は並みの手打ち蕎麦より手打ちっぽい蕎麦を食べることができる
夜は京橋の作法にのっとった「立ち飲み」の蕎麦居酒屋に早変わり
拙ページ
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