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Sogagoro

Author:Sogagoro
友人の勧めで文楽を観たことがきっかけで伝統芸能に目覚めました。歌舞伎や能もよく観ます。とりわけ三味線の魅力にとりつかれ長唄を習い始めました。

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天衣紛上野初花 河内山 と 秋の色種

歌舞伎「天衣紛上野初花 河内山(くもにまごううえののはつはな こうちやま)」を「歌舞伎座さよなら公演(九月の昼の部)」のDVDで見ていた

しっかりとまだ観ていないのだが、ひとつだけ嬉しい発見があった

小生が好きなもののひとつに「どこか少し離れた座敷からゆっくりとしたテンポで漏れ聞こえてくる三味線の音色」というのがある

幸四郎扮する河内山の台詞の間、バックにゆったりとした三味線の音が聞こえる

(こういう場合、三味線は客席からは見えない場所から、地味な音色を聞かせてくれるものだ)

これが実は長唄の名曲「秋の色種(あきのいろくさ)」の前弾(まえびき)、つまり、前奏だということに気がついた!

しかも前弾全部をやるのではなく、ちょっとテンポの上がる手前まで行くと、また最初に戻るということを繰返しているのだ

P1020874.jpg P1020875.jpg
<右の写真の左半分が前弾全体の楽譜>

それから少し後では同じく秋の色種に挿入されている「琴の合方」というテンポの速い三味線の「ソロ」の極サワリのような旋律も聞こえる

河内山の話はあまりよく知らないのだけれど、季節は秋なのだろうか・・ それとも九月公演だからだろうか

実は同じメロディを別の機会に発見したことがある

昨年の大河ドラマ「龍馬伝」で龍馬が切腹してしまった仲間(近藤長次郎)の死を悼んで、長崎の座敷で芸者のお元と酒を飲むシーン(第34回「侍、長次郎」)があった

この時、背景で微かに聞こえた三味線もこの前弾だった

いずれにしても「秋の色種」は20分以上の大曲

でも、前弾は小生も気持ちよく弾ける手がついている

ゆっくり、たっぷりと間を取りながら弾くと、こんなにも情緒が出るんもんなんだ

*この秋色種の前弾は実は全く別の曲から取ってきて、くっつけたものなんだそうだ。江戸時代には「盗作」という概念がなかったのかなぁ・・・。



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